幼児期に土・水に触れる大切さ
5月にいちご狩りや芋苗植えがありました。この体験を通じて、子ども達は土や自然の植物に触れました。そこで、自然の土や水、植物などに触れることがどんな効果があるのかお伝えしたいと思います。
- 五感と脳の発達
ドロドロ、さらさら、冷たい、温かいといった感触は脳の神経回路を発達させます。また、植物に触れる、土を丸める、水をすくうといった微妙な動きは手や指先のコントロール力を高めます。
- 科学的な思考と創造性を培う
形や色などに注目させたり、水が土に混ざると固くなるという経験をしたりすることでものの形状や変化などを実体験から学びます。砂場などでは、子ども自身のアイデアで山や川などに見立てて遊べます。
- 心の安定と非認知能力の育成
泥をこねたり、水をバシャバシャさせたりすることはストレス発散につながります。また、「もっとたくさんとりたい」「もっと山を高くしたい」など目標に向けて工夫する粘り強さが育ちます。 - 社会性とコミュニケーション力を高める
一緒に活動することにより、ルールを守ったり、言葉を掛け合って行ったりすることによりきまりを守る大切さや声を掛け合うことでがんばろうとする気持ちが生まれます。
- 健康な体づくり
不安定な土の上を歩いたり、ものを運んだりすることで自然と体感やバランス感覚をきたえることになります。
以上5つ以外にも気持ちのよい風を感じたり、作物を収穫する喜びを実感したりすることができます。幼児期における土や水、植物に触れる体験は、これから生きる力の土台をつくる重要な学びとなります。
元岡幼稚園では、この体験をさらに充実させるために、活動前の準備として「やるぞ」という気持ちを高める声掛け、そして活動しているときは十分満足できるような場や時間の設定、活動の振り返りができるよう活動の後は、表現活動をして思い出させるようカリキュラムの工夫もしています。これからも子ども達にしっかり生きる力の土台ができるような活動の継続やその充実に取り組みたいと思います。



