交通安全教室で元気に手を挙げて横断歩道を渡る子ども達
1月25日、西福岡交通安全協会から4名来園していただき、園児達に交通安全指導をしてもらいました。道路標識の意味や道路を歩くときに気を付けることなどをお話ししてもらった後、かわいいキャラクターがわかりやすく交通ルールを教えるDVDを見ました。
そしていよいよ横断歩道を渡るために手を挙げる練習。「右見て、左見て、右見て、車がきていなかったら渡る。」という安全協会の方の声掛けで全員が横断歩道を渡る練習ができました。特にもうすぐ卒園し、小学校に入学する年長さんはとても真剣にしていました。
全国の子どもの交通事故の統計を見ますと、交通事故は、年長さんの時期から小学校1・2年生の頃(6~7歳)が最も多く、登下校時の横断歩道上での事故や飛び出しが原因となっています。幼稚園でもこれから卒園まで年長さんにはしっかり交通ルールや気を付けることを伝えていきたいと思います。
「自分の命は自分で守る」
このことは、これから生きていく子ども達にとても大切なことです。子ども達は周りの大人から守られる存在ですが、その一方で、子ども自身がルールを知ったり、守る練習をしたりして自分を安全に守る能力を身につけておくことも大切です。1月22日には、大雨が降り、土砂が流れてきたときの訓練を幼稚園ではしています。火災避難訓練も年に3回幼稚園では位置付けています。
いろいろな訓練を通して、防災についての知識や技能を身につけていって欲しいと願っています。
今、大きく変わる幼児教育について
12月にこども家庭庁から「こども大綱」が出ました。すべての子ども、若者が幸せな生活を送ることができる「こどもまんなか社会」の実現を掲げ、同じ時期に決定した「子ども未来戦略」のもと今後いろいろな政策が打ち出され、実施されていくことが決められています。
この施策は、国だけでなく、都道府県、市町村も計画を定めて実施するようになっており、各幼稚園や保育所、保育園も今まで以上に子どもやその家庭に対する支援を求められるようになっています。今後、今まで通りではないことが出てくると思います。また、保護者の皆様にも変更の説明やお願いをすることもあるかもしれません。もし、説明や手続きなどの点で、ご不明な点などがありましたら、どうぞご遠慮なく幼稚園にお尋ねください。
鬼は外、福は内
2月3日は節分、豆まきです。今年はその日は、音楽会で豆まきはできませんが、節分前後で「鬼は外、福は内」の豆まき活動(豆の代わりに紙を丸めます)をします。子ども達の中には、鬼が怖い
と泣く子も少し見受けられそうですが、災いは出して、幸福を取り入れたいという昔からの人々の願いが詰まった伝統行事です。ぜひご家庭でも行ってみてはどうでしょうか。その際、固い豆を食べさせることは喉に豆が詰まる事故となる場合があります。5歳以下の子どもには豆を食べさせないように消費者庁が注意を呼びかけていますので、併せてお伝えします。