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もとようニュース

元岡幼稚園園長 針間 徹

自立心を育てるためには・・・

元岡幼稚園では、日頃の保育をはじめ行事や活動の中で一人ひとりの園児が、みんなと仲良く、のびのびと育って欲しいと願いながら職員は援助や支援、指導をしています。その中でも年少よりも年中の子どもが、年中よりも年長の子どもが、自立心をもって成長することを願っています。

 この自立心とは、幼稚園教育要領に「幼児期の終わりまでに育って欲しい姿」として挙げられ、「自分の力で行うために考えたり、あきらめずに工夫したりしながらやり遂げることで達成感を味わい、自信をもって行動する」ことにつながる心と表されています。自立心は、やがて「自ら進んで主体的に行う」態度になっていきます。

 この自立心を育てるためには、手を添えて助けるだけでなく、子ども自身に考えさせさせることや褒めたり、助言を与えたりして粘り強くさせることです。活動を行う度に「このようにするんだよ。」などと言ったり、活動の度に見られていると園児が意識したりするようになると育たなくなり、人から指示をされないと行動できないようになってしまうそうです。

 一方、自立心の育成を妨げる「過干渉」があります。子どもの意志や気持ちと関係なく教師や保護者がコントロールしたり、制限したりし過ぎると、成長して自分を責め自己肯定ができない、人の責任にしてしまう、無気力になる、突然キレるなどの兆候が見られるようになると言われます。

 自立心を育てるためには、「過干渉」を避け、子ども自身に考えさせ、行わせ粘り強く続けるように助言や励ましを行うこと、そして、年齢が上がる毎に、手を添えることを控え、待ちながら見守るように変えていくことが必要です。そして、一番大切なことは、子ども自身に失敗しても考えさせたり、自ら振り返り改善していく時間をとってあげたりすることが大切だということです。

 元岡幼稚園では、幼稚園の職員と保護者の皆様と連絡をしながら、主体性につながる自立心をしっかり育てていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

オーガマン登場

 10月16日福岡のテレビなどで活躍している「ドゲンジャーズ」のメンバーの中の一人薬剤戦師「オーガマン」が元岡幼稚園へ来て、子ども達に手洗いやうがいの仕方をかっこよく教えてくれました。お遊戯室(ホール)に集まった子ども達は大喜びで、オーガマンと一緒に手洗いやうがいの仕方を元気よくしていました。
 この冬、インフルエンザが流行するのではないかと心配される中でオーガマンから教わった手洗いやうがいの仕方は効果があるのではないかと思われます。
 元岡幼稚園の遊戯室のステージの上のオーガマンの様子は、オーガマンのInstagramにありますので、どうぞご覧ください。