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もとようニュース

元岡幼稚園園長 針間 徹

自然体験の大切さについて

 元岡幼稚園では、カリキュラムに自然体験を多く位置付けています。特に四季の収穫活動、春のいちご狩り、夏のトマト・キュウリの収穫、秋の芋掘りそして焼き芋会、冬のダイコンや人参の収穫などは、本園の自然体験を代表する活動です。
 この子どもの時の自然体験は、大きくなってどのような効果があるのかという研究の成果を見つけましたので、お伝えいたします。なお、子どもの時というのは、(0~6歳)で大きくなっては、高校生、大学生(15~20歳前後)です。また、自然体験はいろいろありますが、ここでは、特に「植物の栽培」「草花遊び」「昆虫の飼育」を取り上げます。

植物の栽培

友達の立場に立つ、自分ならどうするという考えが育つ。
また、問題があったときにこのようにすればよいと提案する問題解決の力も育つ。

昆虫の飼育

周りの人に対するやさしさや他の人を思いやる気持ちが育つ。

草花遊び

物語やドラマの中の人物の気持ちになったり、相手の気持ちに共感したりする態度が育つ。
また、自分から自己紹介したり、会話をはじめたりする会話力が育つ。

これらの活動を通して育っていく態度や力は、集団の中に入っていったり、他の人と良好な人間関係づくりをしたりする「社会性」につながるもので、豊かな生活をしていく上でなくてはならないものです。

 特に、若者の社会とのつながりが希薄であることがいわれている今、この「社会性」を身につけていく「直接体験」の機会を豊かにすることが重要な課題であると文部科学省は述べています。「直接体験」の中でも「自然体験」の効果は、上に挙げた通りです。なお、上に挙げた体験は、大人の関わりが十分でなくても、子ども達だけで体験を頻繁に行えば効果が出てくる特徴があるそうです。
 植物の種まきや観察、収穫の活動が頻繁にあり、虫かごを持ってくる子どもが多く、春や秋には第二運動場などで草花を使って遊んでいる姿がよく見られる元岡幼稚園の子ども達にはこの社会性がしっかりと育ち、これからの社会を担う若者として活躍してくれるものと期待しています。

出欠・バス連絡システムについて

 9月15日より出欠・バス連絡システムの利用が始まりました。保護者の皆様、いかがでしょうか。当日の朝の電話連絡でなく、もし、当日までにバスに乗らないことや欠席が分かっていましたら、事前に連絡しておくことができます。ぜひ、これからもご利用ください。また、預かり保育についてなど十分でない点もありますので、その点を改善し、より一層保護者の皆様が便利に使えるようにしていきます。
 保護者の皆様にお願いがあります。それは、7時30分までにお伝えくださるようお願いをしていますが、それ以降の緊急な場合、電話連絡になると思います。その時もシステムに打ち込んでいただきますようお願いいたします。
お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

給食について

 9月より完全給食が始まりました。おかず、牛乳とともにご飯もご提供しています。開始して一ヶ月になろうとしていますが、子ども達はみんな「おいしい。おいしい」と食べ、おかわりも多く見られます。
 たくさん食べて大きく成長して欲しいと願っています。