「笑顔」の効用について
子どもを健全に育てるとき、なるべく保育者や保護者は「笑顔」でいることがよいことが古くから言われています。どうしてなのでしょうか。
脳など体の働きより
脳には「ミラーニューロン」という神経細胞があるそうです。相手の感情や行動を自分のことのように感じる神経細胞です。子どもが相手の笑顔をみるとこの神経回路が活性化し、安心や喜びを感じやすくなることが分かっています。また笑顔を見ることにより「愛情ホルモン」と呼ばれるオキシトシンの分泌を促し、次のような効果をもたらすといわれます。
- 不安を和らげる
- 人との信頼関係を強める
- ストレス耐性を高める
発達心理学の視点より
乳幼児の研究では「笑顔を多く見て育った子どもほど、対人関係で安心しやすく、挑戦に前向きになる」という報告があるそうです。
では、どのように「笑顔」になる工夫をすればよいでしょうか。
(1)朝の送り出す時や子どもが寝る前の時間を意識的に「笑顔」を届ける時間とする。
(2)子どもが落ち込んだり、不安そうにしたりしている時など、「笑顔」で「大丈夫だよ」と寄り添う。
「笑顔」は「安心を届けるメッセージ」、「信頼関係を築く土台」、「成長を後押しする力」になります。「今日はあまり笑えていないな」と一日を振り返って気付いた時は、「笑顔は子どもへの贈り物」であることを思い出して次の日に向けてほんの少し意識してみてはいかがでしょうか。



