運動のすすめ
11月1日は運動会です。子ども達が走ったり、踊ったりする姿を保護者の方に見ていただく機会です。練習通り上手にできた子、できなかった子それぞれいますが、体を動かし、最後まであきらめずに走ったり、演技したりすることが子ども達の成長につながる大切なことだと思います。子ども達が最後まであきらめずに演技に取り組むことができますようどうぞ、最後まで応援をお願いいたします。
さて、運動会を代表とする「運動」ですが、幼稚園で運動することについては次のような効果が期待されているということをご存じでしょうか。
体力・運動能力の向上
幼児期の神経機能の発達は著ししく、体力や運動能力の向上が期待される。健康な体の育成
運動することで健康的な体を育むことができる。意欲的な心の育成
進んで行動しようとする意欲的な心を育む効果がある。社会適応力の発達
社会の中で様々な役割を果たし、回りの人々や環境に柔軟に対応しようとする能力が育つ。認知能力の発達
情報を処理し、理解し、問題を解決するための能力が向上する。日常生活において重要な役割を果たす能力が育つ。
幼児期における運動は、スポーツクラブなどに入ることだけでなく、遊びを通して自然に体を動かすことが大切だといわれています。元岡幼稚園では、園庭や第二運動場で遊具を使って遊んだり、虫を探したりする姿が見られます。また、遊びに出るとき走って出る子どもも見受けられ、自然に体を動かしている姿も見られます。
お家でもお子様と一緒に体を動かして「運動」されることをお勧めします。お子様の能力の向上だけでなく、お家の方と一緒に活動しているということで親子のつながり、絆も一層深まるのではないかと思います。
今年の芋畑は大豊作
10月15日に幼稚園の隣のデコポン広場で芋掘りを行いました。ひまわり会役員のお手伝いの方、幼稚園の理事さんに芋掘りを行う前に子ども達が掘りやすいように準備をしていただきました。
年長、年中、年少、そしてたんぽぽの子ども達は、畑に着くと芋掘りの話を聞いて芋掘りをはじめました。
「わあ、あった」「これは大きいよ」「いくつもあるよ」など芋を掘り当てた子ども達の声が響いていました。また、芋を見つけ採った子どもは、すぐに別の場所に芋は埋まっていないのか一生懸命探している姿が見られました。今年は豊作でしたので、例年よりも長い時間集中して芋掘りを行うことができました。採った芋を今度は焼き芋にして食べます。芋は掘ってすぐに食べるよりも少し期間をおいて食べる方が甘みが増すといわれています。11月に行う焼き芋を笑顔でおいしく食べる子ども達の姿が楽しみです。
サンシェードの効果について
今年は、10月の初めの頃まで暑い日が続きました。元岡幼稚園では、第2運動場にサンシェードをつけていましたので、熱中症指数が園庭で高い時も第2運動場では指数が低く、昨年度に比べ遊ぶできました。虫をとったり、鬼ごっこをしたりして日陰になった緑地は風が通り快適に過ごせる日もありました。11月以降はサンシェードの出番はありませんが、また来年度、日差しの厳しい日にはサンシェードのある第2運動場で楽しく遊んで欲しいと思います。



