幼児の適切な水分補給
体重に占める水分(体液)の割合は、成人は約6割で、幼児は約8割といわれています。また、幼児は脱水になりやすく、蒸し暑い環境下では脱水症を伴った熱中症にもなりやすいともいわれています。
その理由には、下記のようなことなどがあげられます。
- 体重当たりの皮膚や呼気から失われる水分量が多い
- 成長過程で水分を大量消費する
- 水分摂取を自らの意思でできない
- 汗をかく機能や腎臓の機能が未熟である
適切な水分補給は、熱中症を予防するだけではなく、成長や発育、そして生きるうえでとても重要です。
食事からも水分を補給しましょう
食べ物には多くの水分が含まれているため、意識していなくても食事から水分補給をしています。
そのため、1食抜いてしまうと、エネルギーや栄養素が不足するだけではなく、多くの水分が不足してしまうことになります。
夏は、汗をたくさんかくので、水分補給のためにも、食事をしっかりとりましょう。
出典 文部科学省『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』より作成
レシピ紹介
ミルクくずもち
《材料:約4人分》
- くず粉 60g
- 黒砂糖 50g
- 牛乳 500g
- きな粉 30g
《作り方》
- 鍋にくず粉と黒砂糖を合わせ、牛乳を少しずつ加えながら泡立て器でよく混ぜる。
- 木べらに持ち替え、1を弱火にかける。
- くず粉のかたまりがなくなり、ぽってりとおもくなるまで練りながら火を通す。
- 全体的になめらかになったらバットに移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
- 切り分けたら黄な粉をまぶして出来上がり♪