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もとようニュース

元岡幼稚園園長 針間 徹

幼児交通安全指導者研修会から

 6月11日、福岡市西区幼児交通安全指導研修会がありました。その中でぜひ園児や保護者の皆様に気を付けていただきたい内容がありましたので、お伝えいたします。
 最近、幼児が園の駐車場で送迎の保護者の車に接触し、亡くなるという痛ましい事故が起こっています。園でも、理事長、園長の名前で駐車場での事故を防ぐために保護者の皆様にお願いの文書を配布しているところです。しかし、まだ幼児だけで車に駆け寄っていったり、保護者の方が話をしている間に園庭から勝手に飛び出たりする姿を見受けます。もう一度、次のことをお願いします。

  • お子様に駐車場は、車の出入りがあり、子どもだけでは危険であることをお話しください。
  • 送迎の時は、お子様から目を離さないようにお願いします。駐車場内ではできるだけ手をつないでください。
  • 横断歩道をご利用ください。渡るときは手を挙げて右左をみる練習をされてみてはいかがでしょうか。

 今回の研修でも取り上げられました内容にどんなに車の運転手が気を付けていても車には、見えないところ(死角)があるということです。特に、幼児の場合は、身長が低く、車から見えにくい高さであるといわれています。研修では実際に屋外に出て実地をしましたが、ミラーやバックモニターにも映らない箇所があることがわかりました。それを見て、車を発進するときは車の回りを確認して乗り込み、急発進をしないようにゆっくりと発進することも大切だと思いました。また、小さな子どもの交通事故は、7歳ぐらいの子どもの飛び出しが多いという話もありました。子どもは大人より視界が狭く、興味があるところに向かっていくので飛び出す傾向があるそうです。

  • 車の停まっている駐車場などでは遊ばない。
  • 駐車場や車道への飛び出しは絶対にしない。

 上のことを守ることは自分の命を守ることになるとお子さんに家庭でお話をしていただきますようお願い致します。

梅雨時期に気を付けること

 梅雨時期は気温や湿度が高く体調を崩しやすい時期です。幼稚園では朝の健康観察をしっかり行い、手洗いも丁寧にしていきたいと思います。ご家庭でも手洗いや十分な睡眠などお子様の体調管理をお願い致します。