子どもを育てるポジティブな言葉
日頃の保育する中で、子ども達への「声掛け」が大切であると言われる場面が多くあります。大人に比べ、感情の起伏が大きい子ども達を落ち着かせたり、活動の前後、意欲を持たせたり達成感を味合わせたりするための「声掛け」の言葉は、保育の専門家である先生達は気を配っていますし、日々研修などを通じて学ぼうとしている幼児教育の重要な方法の一つです。では、どんな「声掛け」が成長させるのでしょうか。一般的に次のようなポジティブな言葉の声掛けが効果的といわれています。

- 「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」
- 「大丈夫だよ」「〇〇さんならできるよ」「きっとうまくいくよ!」
- 「やったね」「すごいね」「〇〇さんのがんばりで乗り切ったね」
1の明るく笑顔でするあいさつの言葉は、相手に礼儀正しいと思われるだけでなく、あいさつをする方も自律神経のバランスを整えることにつながるといわれています。
活動をする前に「無理だ」と思っている時などは、2の「大丈夫だよ」「できるよ」といった声掛けが不安の解消につながり、やってみようとする意欲につながります。
3の活動後の「よくやったね。」などの賞賛の言葉は、子どもに達成感や充実感をもたせることにつながります。しかし、子どもにとって簡単な活動で褒められると子どもながらに「当たり前」と思うことがあるので、多用したりせず、我慢したり、努力したり、ちょっと子どもにとって難しかった活動を乗り越えた後にこの言葉をいうとその子にとって、「見守っていてくれた」「認められた」「やってよかった」と思い、次の活動の意欲へとつながっていきます。
年長さんはこれから小学校へ進んでいき、いろいろな活動を学んでいくことになりますが、保護者の方々に上記の「言葉掛け」を場面ごとにしていただければと思います。特にちょっと難しそうな活動をする前後に、「言葉掛け」をお子様にしていただき、お子様が意欲的に活動し学び、成長されるよう願っています。
お別れ遠足の様子
2月19日、年少、年中、年長で海の中道のマリンワールドへいきました。「もうすぐするとクラスのお友達とお別れになるので、マリンワールドで今のクラスのお友達と楽しく過ごして思い出をつくろう。」ということがめあての遠足です。
バスに乗り、都市高速を走って約一時間で無事マリンワールドへ到着。どの子もうれしそうに「どんなお魚さんいるのかな。」「イルカショーを早くみたいな。」などと話をしながら館内へ入っていきました。年少、年中、年長それぞれコースに分かれて見ました。大水槽や九州の水の森、クラゲやチンアナゴなどを見た子ども達はうれしそう。最後は、ショープールへ集合して昼食となりました。おにぎりやおやつを食べながら、アザラシやイルカのショーを待ちました。水曜日ということもあり、今年は、元岡幼稚園の園児はまとまって席をとることができました。ショーがはじまると、あいさつをするアザラシやジャンプするイルカを見て子ども達は大興奮です。あっという間のショーでしたが、園児達の心に楽しい思い出として残ったことでしょう。帰りは疲れてしまったのかバスの中で寝てしまった子が多かったようです。保護者の皆様、お迎えやおにぎりやおやつの用意などご協力いただき誠にありがとうございました。

1年間を振り返って

保護者の皆様、1年間、幼稚園の取り組みのご理解、ご協力等ありがとうございました。今年は、子ども達が毎日進んで行きたいと思える幼稚園をめざし、各行事や活動を行ってきました。まだまだ不十分ではありますが、これからも行事や活動等一層子ども達のために充実するようにしたいと思います。
また、年長の保護者の皆様は、今月でお子様はご卒園となりますが、今までのご協力ありがとうございました。お子様のこれから一層ご成長、ご活躍されることを願っています。