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もとようニュース

元岡幼稚園園長 針間 徹

園児の安全を守るために

現在、幼稚園では、園児の安全を守るために様々なことをしていますが、その一部をお伝えいたします。

① 熱中症対策

 毎日、福岡市の熱中症情報を見るとともに気温を見ながら園庭で子ども達が遊ぶ時間の調整をしています。暑さ指数が、28以上の厳重警戒になりましたら、園庭での遊びを制限し、水分を積極的にとらせるようにしています。

② 大気の状態の対応

 Pm2.5や光化学オキシダントについても気を付けています。毎日の元岡地点の情報を見ています。特に冬から春に数値が上がることが多く気を付けて見ています。

③ バスの乗降時の安全確認

 2~3年前、全国で園児の降ろし忘れで事故がありました。本園では、バスに安全装置を付けて降ろし忘れがないようにすると共に、「安全は、複数の職員の目で守る」ことをモットーに登園・降園時は、添乗員、運転手が別々に確かめ園長に報告をすることも行っています。

④ 園外保育における事前チェック

 近くの牛舎や田畑へ行く時も必ず引率する担任が複数で下見をします。その結果を「園外保育実施計画」の「安全指導内容」の欄に書いて教頭、園長に提出するようにしています。近くでも安全と考えず、危険箇所はないか見るようにしています。

⑤ アレルギー対応

 年度初めに、食べ物アレルギーについて栄養士が把握すると共に、担任、学年、全職員で知っておくようにしています。また、今日の給食でアレルギーの子どもは誰がおり、どのクラスなのか表にして白板に表し、職員はそれを毎朝見ています。エピペンの研修もしました。

他にも、けがのヒヤリハットを月ごと集計し、けがを分析し件数が減るようにするなどしていますが、毎朝の一人一人の健康状態をみる健康観察を基本としてしっかり園児の安全を守っていきたいと思っています。

園児達の体調について

 梅雨時期に入り、登園する園児達は、雨が続き、うっとうしい日が続いています。現在の園児達の健康状態についてお知らせします。

 6月、福岡県では、子ども中心に広がる「手足口病」が「警戒レベル」に達しました。「手足口病」は、口の中、手足に発疹が出て、発熱する症状があります。また、のどの痛みや発熱のある「溶連菌感染症」も「警戒レベル」に達しています。

 元岡幼稚園では、欠席者は少ないものの油断しないように次の点に気を付けたいと思います。

  • 手洗いをしっかりさせる。
  • 朝の健康観察をしっかりし園児の体調を把握する。

 ご家庭でも帰宅した後の手洗いをお願いします。また、お子様の体調が思わしくない場合は、早めの病院への診察をお願いします。