元岡幼稚園園長 針間 徹
令和5年3月3日

1年間を振り返ってみて

この一年間で大きく成長した園児達。4月には泣いたり、なかなか席に着くことができなかったりした年少さんも今は、静かに席について先生のお話を聞くことができるようになりました。この間の成長は目を見張るものがあります。さて、4月にお示ししました「保育方針」のいくつかを取り上げてこの一年間を振り返ってみたいと思います。

  1. 自然の中でみかん、いちご、芋の収穫をし、おいしく食べることができました。また、近くの乳牛や季節の野花、稲・園の野菜の成長する様子を見ることができました。
  2. 園児自身がとった野菜などや活動の様子について、先生やお友達にお話したり、絵に描いたりして、自分の気持ちを表す活動を年間通して行うことができました。日常で使う語彙も増えました。
  3. 春、夏、秋、冬のそれぞれの季節を感じさせるために幼稚園の近くを散策し、季節による景色の変化をとらえさせる園外保育活動を年少、年中、年長、どの学年も年間を通じて行うことができました。
  4. コロナ禍の下、運動会、お遊戯会、音楽会など計画した行事を保護者の皆様に公開することができました。
  5. 預かり保育の制限を緩め、80人(3クラス)まで受け入れることができるようになりました。
  6. ホームページやプリントだけでなく、公式LINEやInstagramを開設し、幼稚園の活動の様子が保護者の方や外部の方に解るようにしました。

他にも、SDG’Sのジェンダー平等への取組や園児たちの遊ぶ遊具の整備(入れ替え)なども行いました。

以上のようなことができた一年だったと思います。一方、保護者の皆様からいただいたアンケートの中に挙げられました課題につきましては、真摯に受け止め、園児にとって「楽しく、のびのび活動できる」園に向けて取り組んでまいりたいと思います。

マスクの着用について

コロナウィルス感染症の患者数が少なくなり、今までの制限の見直しもニュースなどで流れています。いろいろな情報の流れる中で、現在、国(文部科学省)や県から幼稚園や学校に伝えられているお知らせは次の通りです。

3月31日までは、今まで通りの対応を続けること。
ただし、卒園式では、歌を歌うなどの大きな声を出す時以外は、マスクは着用しなくてもよい。

そこで元岡幼稚園では上記の内容を踏まえ次のようにいたします。

  • 通常の保育時は、今まで通り、園児のマスクの着用のご協力をお願いします。
  • 卒園式では、歌や呼びかけが多くあるので、式では園児、保護者の方へマスク着用のご協力をお願いし、式後は、園児のマスクは、顔の表情が見えるようにはずし、屋外では、保護者の方もはずす方向でご協力をお願いします。