風薫る5月です
暖かく気持ちよい風の吹く5月となりました。4月は入園式、そして新しいクラスへ進級で緊張した姿も見られましたが、園の生活やクラスの様子に慣れ、園庭やクラスでは仲良く遊ぶ子ども達の姿が見られます。5月もあまおうの「いちご狩り」、「ごっこ遊び」などの行事や活動があり、一人ひとりのお子さまの家庭での様子をお聴きする個人面談や自分の身を守る火災避難訓練もあります。
この気持ちよい季節の中で遊びやいろいろな活動を楽しみ、そして、学びながら、青々と若葉が育つように園児一人ひとり成長してほしいと願っています。
子ども達の成長について
幼稚園の子ども達は「お片付けしなさい」「ごあいさつをしましょう」など生活のルールを教えるとはじめはすぐにできていたのに、急にしなくなることがあります。
また、他の子はできているのにうちの子だけできないとお悩みのご家庭もあるかもしれません。
幼稚園の3歳から5歳の子ども達は、発達段階から見ますと「幼児後期」にあたり、「幼児前期」ではお家の人から教わったことをそのまましますが、幼児後期は、自分から友達に話しかけたり、遊びに誘ったりする自発性が発達してくるといわれます。(心理学者エリクソンの説)
また、成長を見てみますと決してまっすぐ直線的に育つものでもありません。
「できた」と思っていたことができなくなったり、急に甘え始め、「赤ちゃん返り」のようになったりすることがあります。
「どうしてできていたのにできなくなったの。」「赤ちゃんのように甘えてはだめでしょう。」などとお子さんに声かけをされたことはどの保護者の方もあるのではないでしょうか。
成長は、伸びたり戻ったりしながら螺旋的に進んでいくのが一般的といわれます。そのようにしながら土台をしっかり踏み固めていきながら成長は行われていくのです。
このような実態を踏まえると、次のことが、子どもの発育に関わる上で大切になると思われます。
その場でできるできないにこだわるのでなく、子どもの成長を長い目で見て、自ら進んで行いできるように「見守りながら待つ」という姿勢をもつこと行きつ戻りつする姿を、時間をかけて見守りながら、成長を待つことができるよう心掛けていきたいものです。
緊急メールについて
コロナウイルス感染症のため、4月は複数のクラスが閉鎖しました。まだまだ油断ができません。対象になったクラスにはご家庭から連絡を受け、メールでその日に閉鎖のお知らせをしています。また、天候の急な変化のために行事や活動が、急に変更になることもあります。その時もメールでお知らせしています。その他、学年、クラスのカリキュラムの変更、突然持ってくるようになるものもメールでお知らせすることがあります。
このように、幼稚園からの緊急なお知らせは、メールでしていますので、メールの確認をしていただきますようお願いいたします。