ひまわり会の教養講座
ひまわり会の教養講座が、11月5日にオンライン(zoom)で行われました。
「幼児期からはじめるおうちで伝える性の話」というテーマで、福岡妊娠産後子育て支援助産師の中島 仁美さんのお話がありました。
参加された保護者の方々も「よかった」「たくさんの人に知って欲しい」などの感想がありましたので、園便りで内容をお知らせします。
まず、講師の中島先生は、性のお話というと「恥ずかしい」「小学校でお話があるから家ではいいだろう」等と思われている方が、多いのですが、「生きること」「子ども自身が自分で自分を守ること」につながるとても大切な内容と話されました。
そして、次の事は、基本的なことなので、ご家庭に理解して欲しいと言われました。
- 「プライベートゾーン(水着ゾーン)」の話をする。
・自分だけの領域でみだりに他人に見せたり触れさせたり、他人が見たり触れたりするのを避けるべき、「胸、お腹、性器、お尻」と口の特定の身体部分。水着を着用したときに隠れる部分と説明される場合が多いので、「水着ゾーン」とも言われる。
・プライベートゾーンを触れていいのは自分だけ。 - 性教育の3原則を理解する。
・性を肯定的にとらえる
・性を科学的にみる
・性は多様であることを理解する - 日常でできる性教育を
・「性」の話は、「恥ずかしい」ことでなく、「からだは、いいもの。すばらしいもの。」という考えに立つ。
・性について尋ねられたときの親の姿勢
怒らない、ごまかさない、嘘をつかないという姿勢
・性だけでなく、日常のことを親と子どもが日頃より「対話」することが大切以上が基本的なことだそうです。
男の子、女の子関係なく性犯罪に巻き込まれることが多くなっている今、「自分の身を自分で守る」上からも「プライベートゾーン」を教えることは大変重要だと私も思いました。この他にも、ユネスコの作成した「国際セクシャリティ教育ガイダンス」のこと、2030年の国際的な実現目標の中にも「ジェンダー平等の実現に向けて」に性教育の内容が含まれていることなどのお話があり、これからの社会・世界を生きる子ども達にとって大変有意義なお話でした。
師走の月は交通事故が多い時です。園内でも注意をお願いします。
先日、交通安全運転管理者講習会に参加することがありました。その中で現在の事故の傾向について次のような話がありました。「幼児の事故の場合、保護者が道路の近くで目を離して話をしていたり、駐車場で手を離したりしている時に起きる事故が多く見受けられます。道路の近くや駐車場は、車の通る危険な場所であることを保護者の方に知らせてください。」
本園にも広い駐車場があります。しかし、車の出入りがあり、登降園時は決して安全とは言えません。車で登降園される時にお子様の手を離されないよう、また、駐車場で遊んだりさせられないようお願いいたします。
元岡幼稚園の門松
毎年、12月に、玄関前に大きな「門松」を飾っています。「門松」は、お正月に歳神様を迎えための目印になるもので、一年間の五穀豊穣、大漁祈願、無病息災,家内安全,商売?盛等々を願う日本の伝統的なお正月行事に欠かせない飾りです。今年も園の玄関前に飾ります。お遊戯会等で来園された折、どうぞ、ご自由に撮影されてください。