安全な夏休みに

元岡幼稚園 園長 井上 健一

6月28日(水)区役所や西警察署、そして、幼稚園・保育園の関係者や保護者の方々が集まり、「西区幼児交通安全指導者研修会」が、姪浜ドライビングスクールにて開催されました。
本園からは、ひまわり会役員の方々に代表で参加していただきました。

  • 昨年度の幼児事故件数(西区)は、年少1件・年中3件・年長2件であり、殆どが横断中の前方不注意(公園周辺の道路での飛び出し事故が多い)と、駐車場内での飛び出しだそうです。子どもや自転車が出てくるかもしれないという「かもしれない運転」をよろしくお願いします。
  • 気をつけてほしいこと
    ○ 幼児の事故の2割が、親と一緒にいる時だそうで、ついつい話に夢中になったり、スマホに目がいってたりと・・・。
    ○ 思い当たることがある方は、ご注意をお願いします。
    ○ 最も事故にあう子どもの年齢は7歳で、その殆どが飛び出し事故だそうです。一人での外歩きの経験が浅いため、自動車や自転車の危険を予知する能力がまだ備わっていないためなのでしょう。7歳の事故を減らすためには、親の目の範囲で行動する幼児の時期に、前後左右の安全確認の心構えを育て、交通ルールを知る場を設けるようにします。
  • 止まれの標識は、車やバイク、自転車と同様に歩行者も止まって前方左右をしっかり確認してから動き始めます。
    ○ 赤は止まれ、青は進めではなく、「大丈夫だったら進んでいいです」を表していることを教えます。
    ○ 信号が点滅した際は、戻る。向こうに近い場合は、急ぎ足で歩いて横断します。

※自分で自分のいのちを守る子どもを育てていきましょう。