カリキュラムの工夫

元岡幼稚園 園長 井上 健一

年長さんの「おしごとみーつけた」のユニットでは、2014年に消防署、2015年は地下鉄車両基地、2016年は牧場で乳牛見学をしました。そして、本年度は郵便局です。

「おしごとみーつけた」で何をするかといいますと、世の中には様々な仕事があること、そして、その仕事で工夫していることや苦労していることなどを学ぶのです。
ですから年長さんのときだけでなく、年少さんのときから月刊誌等を通して職業について少しずつ知識を広げていきます。
身近で働く人々と触れ、興味関心を持ち、働くことの意義や役割を感じ取り、自分の生き方の選択に生かしたり、夢や希望ををもって将来の生き方を考えたりするというキャリア教育の一端としての取り組みです。

今年は11月22日(水)西区石丸の福岡西郵便局に園バスで行き、郵便局の仕事についてお話を聞き、本物の切手を貼る体験や消印を押しているところの見学もしました。
ポストの中の袋も見せてもらいました。代表児は郵便配達のヘルメットをかぶり、バイクにまたがりました。

今年度は、一学期から、郵便局のお仕事を知る活動だけではなく、暑中見舞いをお友達に出す活動もしました。
担任が製作したポストを見たり、園近くのポストを探しにいったりしました。
秋には勤労感謝の日に父母に感謝の気持ちを表す手紙を書きましたし、お手紙を入れる封筒のデザインも工夫しました。
今後、年賀状を書く活動も考えています。

「おしごとみーつけた」と「おてがみ」を併せて展開するユニットが、今年度元岡幼稚園年長組の自慢です。
幼稚園には教科書がありません。
子ども達の発達段階や実態に即して、様々な活動を結びつけるユニットの設定、領域「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」を関連付けたカリキュラムの創意工夫が幼稚園の良さ、楽しさです。