2022年、令和4年がスタートしました。今年は、寅年です。
また、年少さんは年中さんへ、年中さんは年長さんへ、そして年長さんは小学生へ一段ずつ上がっていく年です。一人ひとりの子ども達が、トラのように勢いよく、明日に向かってジャンプする年になって欲しいと願っています。今年も元岡幼稚園では、職員一丸となって園児達が大きく成長するように取り組んで参りたいと思います。
保護者の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

明るく、前向きな人として育てるために

子ども達を健全に育てることは誰もが願うことです。そのために子ども達が安心できる場の提供や思いっきり活動できるようにすることが大切です。また、それと同じように夢や希望をもたせるようにすることもとても重要なことだと思います。新年にあたり、子ども達に夢や希望をもたせることについて述べたいと思います。

幼稚園では、お誕生日会をみんなの前で行っていますが、その時、年中さんや年長さんに「〇〇になりたいです」と発表させています。
自分が「こうなりたいな」「こうしたいな」と考えさせ、発表させることは、夢や希望をもたせることにつながります。また、学期が始まった時に目標をもたせることも夢や希望をもつことにつながります。

夢や希望をもつことは、明るく未来に向かって見通しをもたせるだけでなく、辛いときに乗り越える力となったり、続けてしようとする力となったりするといわれています。また、少し夢に近づいたと思える時に幸せを感じる気持ちになることにもつながります。特に、小さいときに夢や希望をもたせることはこれから大きくなる度、夢の中身は変わってくるかもしれませんが、いつも夢や希望をもとうとする態度の土台をつくることになります。

夢や希望をもつ態度を育てるために周りの人々(保護者や保育者、教師等)は、次の姿勢が必要といわれています。

 〇 夢や希望の内容を認め、まわりと比べない
 〇 日頃より小さな目標をもたせるようにする

 〇 完璧にできることを目指さず、できたところを認める(褒める)
 〇 できないからといって責めず、焦らせないようにして待つ

新年にあたり、子ども達に「大きくなったら何になりたい」「今年はどんなことをしたい」など尋ねて、今年の抱負をもたせ、それが夢や希望につながるよう、上記の姿勢を心がけながら、声かけ(褒めたり、認めたり、励ましたりなど)をしたいものです。

〇 成人の日について

1月10日は、「成人の日」です。大人になった人々をお祝いするとともにお祝いされた人は、大人としての責任をもつことを自覚する大切な日です。園児達にとっては、まだまだ遠い日のようですが、園児達が成人になるのは、20才でなく、18才(高校3年生)となることをご存知でしょうか。
今年、4月1日から民法改正により変わります。すでに選挙権は、18才に引き下げられ、高校生の投票が話題になりましたが、今年の4月からは、親の同意なく、ローンを組んだり、携帯を契約したりすることができるようになります。また、パスポートの取得、刑法上の扱いなども変わります。しかし、飲酒や喫煙は、20才からのままです。これは諸外国にあわせてこのようになったようです。来年から成人式も自治体によっては18才が参加ということも起こるのでは…と話題になっています。
園児達が成人するとき、どんな成人式になっているでしょうか。社会の変化の大きな世の中の中でも、たくましく生きてほしいと願っています

☆ 行事予定の変更について

1月、2月の行事予定ですが、コロナウイルス感染症の拡大等で変更する場合もあります。現在はできるだけ、予定通り行事を行う計画としています。変更の場合は、園からお知らせ(プリント、メール)をいたします。どうぞ、ご理解、ご協力の程、よろしくお願いいたします。